はれのひ横山です。

2月23日(火)長野県岡谷市にあります、宅老所 和が家さんへ
「ぐらんまんまカフェの運営と高齢者の受入について」
ユニバーサルフィールドづくり実行委員会主催の研修へ参加してまいりましたのでレポートしてみたいと思います。

昨晩の雪からの県外移動に少し不安もありましたが、さすが高速道路はプロの雪かき!すっかり綺麗で楽々のドライブとなりました。
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諏訪湖サービスエリアより

宅老所「和が家」(小規模多機能型居宅介護事業所)は、同じ建物に普段は普通の可愛いカフェの「engawaカフェ」。そして毎週火曜日には認知症の方を含む高齢者が働く「ぐらんまんまカフェ」へと姿を変える、とっても魅力的な施設を運営されているのが今井祐輔社長です。全部で8施設を運営されていると伺いビックリ。
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今回は認知症の基礎知識講座と、ぐらんまんまカフェの仕組みなどをうかがえて、横山大満足でした。
今井社長、はじめは「おばあちゃん食堂」と言うネーミングで食堂を開きたかったんだそうですが、これから働く高齢者のみなさんから、「私は、おばあちゃんじゃないよ」「食堂よりカフェがいい」とのご意見をいただき「ぐらんまんまカフェ」になったと言うウラ話も聞けちゃいました。
少し前に「注文を間違える料理店」が注目されましたが、それよりずっと前から取り組まれていたのが、この「ぐらんまんまカフェ」なのです。
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今日のメニューはカムジャタン鍋。調理スタッフやサポートスタッフががいるもののメニュー会議から買い出し、調理までかかわれる場所に認知症の方をふくむ高齢者の皆さんに関わってもらっているのだそう。

さて、ランチをいただきながら、皆さんがカフェで働く姿を見学です。
男性の方も含めて、皆さん真剣に働いていらっしゃいました。
食器を洗う、テーブルを拭く、包丁を研ぐ、ご飯をよそう、それぞれに適した仕事をカフェのサポートスタッフが優しくお手伝いされていました。
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カフェが落ち着いたころ、私がおひとりのおばあちゃんに声をかけたところ、サポートをされているケアスタッフさん(カフェサポート中は訪問業務に当たるのだそうです。)に、「ねえ応えていいの?」と躊躇されている様子。「私はもう5回もインタビューを受けたことがあるからほかの人にきいてくれる?」と丁寧にお返事をいただきました。
少し残念に思いながらも、しばらく写真を撮らせていただいたり食後のコーヒーをいただいたりしていると、まかないの時間に。(今回私たちは特別に営業時間後もカフェを利用させていただいていたのです。)
なんだか、先程の真剣な表情から皆さん穏やかになられた様子で、お一人の方が、私に「どちらから?」と声をかけてくださったら、もうお話しが止まらない!!
ここで、私は納得。
業務時間中は無駄口たたかず真剣に。業務終了後は緊張も溶けてお話ししてくださった様です。
諏訪湖の氷が割れる御神渡りのお話しをされる時は、3時間のカフェのお仕事疲れも無いようで、イキイキと何度か同じお話をくり返されながらも、楽しそうにお話をしてくださいました。
横山、この瞬間が大好きです。
「今度は泊りで来なさいね。」とお別れの言葉。
スタッフの皆さんは外に出て見送ってくださるまで、本当にステキな空間、素敵な時間を過ごすことが出来ました

働く環境を作る。社会とつながれる環境を作ることは若者の仕事。
環境さえあれば 誰かの為に働くこと、社会と繋がることは高齢になっても認知症になっても皆さん積極的に参加してくださるのだと感じました。

いつまでも、誰かのために生きていたい。
働けるってとってもステキなこと。
どんな病気になっても、身体が不自由になっても、出来ることを探し続けそこに楽しみを見出せるように。地域が排除することなく、受け入れること。
小さな取り組みがあちこちで始まっています。
山梨にも種を持ち帰り、豊かな土壌に蒔いてみたいと思います。


 
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