今まで、高齢者福祉施設や美術館での対話型アート鑑賞会「アートリップ」を開催させていただいていましたが、またまた、初挑戦しちゃいました!!
小海高原美術館(長野県)全面協力のもと、所蔵作品3点を街の高齢者総合福祉施設やすらぎ園へ持ち込んでいただき、「出張美術館」を開催させていただいたのです!!

美術館へ高齢者が行くことへのハードルがあった。
高齢者が美術鑑賞をすることへのハードルがあった。
今まで色々なハードルを乗り越えて来ましたが、
なんと、今回は 美術館の作品を持ち出すことが可能となり、
本物を施設にいながら鑑賞するということができるようになったのです!!

ちなみに、施設での鑑賞の際は印刷パネルを使用したり、プロジェクターで作品を投影したりすることで美術鑑賞を楽しんでいただいています。

そもそも、美術館に展示されるような貴重な美術作品を持ち出すわけですから、慎重に扱わなければならず、持ち出すことはとても難しいのです。
しかし、今回は小海高原美術館の名取館長から作品を施設で鑑賞することをご提案いただき実現できた企画となりました。

街の美術館に所蔵されている作品を多くの方に見ていただきたい。街の学生はカリキュラムで美術館学習があるけれども、高齢の皆様に楽しんでいただくにはどうしたら良いのだろう。と考えてくださった結果、私たちの活動とリンクしたのでした。

当日、とてもあたたかな施設の広いダイニングには、同じ敷地にあるデイサービスと宅老所の方々27名の方にお集まりいただき、アートコンダクター 横山と輿石2グループに分かれ、作品をチェンジしながら、3作品を鑑賞していただくことになりました。
実はこの方法も運営側としては初挑戦でした。

作品はどれも開催地「長野県南佐久郡小海町」に関係のあるもの。
アートリップを実施するようになり、知った事はどの街にも「ああ〜!知ってる。」と言うご当地美術作品というのがあるんだな!ということ。

アートリップを開催する際に作品はアートコンダクター が選ぶことが多いですが、今回は美術館選。
私たちがなかなか普段選ばない作品に、これまたチャレンジ!!と思いながらの実施となりました。

そして、本物の絵はやはり反応が違います。
過去の記憶、想像力、音や温度、たくさんの想いを声にしていただき、絵がひとつの物語のようになりました。
参加してくださった皆様、ありがとうございました。


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出張美術館の後は、小海町高原美術館へ。
4月からの作品展示中の館内を案内していただきました。
安藤忠雄氏の建物も美しいのですが、作品も現代アートで素敵です。
冬季休業明けの4月からの展示を楽しみにしていてくださいね。
 
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次回のアートリップは2月27日(水)北澤美術館です。
現在参加者様募集中。